実施団体:労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団

ワーカーズコープとは

ワーカーズコープは、働く人びとや市民がみんなで出資し、経営にみんなで参加し民主的に事業を運営し、責任を分かち合って、人と地域に役立つ仕事を自分たちでつくる協同組合です。働く人たち、サービスを利用する利用者や家族、地域に住む人たちと“協同”しながら、

みんなで事業を運営します。そして、意見を出し合い、話し合いをしながら、新しい仕事や地域活動に挑戦します。みんなで協同し、「ともに生き、ともに働く」社会をつくる『協同労働』を地域のみなさんに伝え、

誰もが安心して暮らせるまちづくりを目指しています。

組織概要

センター事業団は1982年日本労働者協同組合連合会(当時「中高年雇用・福祉事業団全国協議会」)の直轄事業として出発しました。1987年に、現組織であるセンター事業団に組織再編し、「センター事業団4つの目的」を掲げて日本における労働者協同組合づくりという新しい協同組合運動に挑戦してきました。

 

建物管理・物流・公園管理といった委託事業から始まった私たちの事業は、介護保険をはじめとした高齢者介護、コミュニティセンターや高齢者福祉センターなど公共施設の管理・運営、保育園・学童クラブ・児童館・児童デイサービスなど子育て支援、若者や障がい者・失業者などの就労支援などの分野に広がっています。

 

 現在、全国に20の事業本部・開発本部をおき、約400の事業所で約10,000人が就労、事業高は約224億円に達しています。一つひとつの事業所・現場が業務的にも経営的にも自立的に運営することを基本としつつ、全国組織としての強みを発揮できるよう全体で決めた方針に従って全国の成果・教訓を学び合いながら活動しています。